香港の至高の景色！ビクトリア・ピークの魅力

2023年6月28日

URLをコピーしました！

香港を代表する観光名所のひとつに、ビクトリア・ピークがあります。ビクトリア・ピークは、香港島で最も高い標高552mの太平山から、市街地を一望できる絶景スポットとして有名です。この記事では、香港を代表する絶景スポット「ビクトリアピーク」へのアクセス方法や魅力を、詳しく紹介します

絶景スポット「ビクトリア・ピーク」とは？

香港を訪れたら必ず訪れたい観光スポットとして知られるのが、ヴィクトリア・ピーク。香港島の西部に位置し、高さ552メートルを誇り、夜景の名所としても有名です。山頂からは香港島や九龍の高層ビル群、ヴィクトリア・ハーバーや周囲の島々などが一望でき、壮大な景色を堪能できます。ただし、実際の山頂には一般人は入れず、通信施設が占めています。

ビクトリア・ピークの歴史

イギリス統治下で高級住宅地として発展してきた歴史あるエリアでもあります。

19世紀には、香港港に入港する船舶にとってビクトリア・ピークは目印となっていました。また、暑い香港の気候を避けるための避暑地としても愛されました。総督のリチャード・マクドネル卿が、ビクトリア・ピークに別荘を建てたことで、多くの富裕層が住み始めました。当時の移動手段は、椅子かごで行き来をするしかありませんでした。

ビクトリア・ピークの発展は、1881年にスコットランド人事業家がトラム運行の署名を提出し、セントラルのマレー兵舎とヴィクトリア峡を繋がることで加速しました。188年に完成されたアジア初のケーブルカーは、香港で最初の公共交通機関として知られています。

信頼できる交通機関が登場したことで、ビクトリア・ピークは市街地を一望できる絶景スポットとして広まりました。現在、ピークは年間で約700万人の観光客を魅了し、香港の人気観光スポットのひとつとして定着しています。

見どころ①：ピークトラム

ピークトラムは、香港島の中環と山頂を結ぶケーブルカーです。1.4kmの距離と363mの標高差を10分弱で結ぶため、傾斜がかなりきついです。市街地の眺めが良い、進行方向右側の座席に人気があります。

ピークトラムに乗るには、中環駅のJ2出口から徒歩約10分のガーデンロード駅から乗車ができます。出発後約8分ほどでピークタワー駅に着きます。ピークトラムは非常に人気が高いため、週末の夜には長い行列ができます。前もってICカード「オクトパスカード」を購入することで時間を節約することができます。また、ガーデンロード駅にあるピークトラム・ヒストリカルギャラリーでは、開通当時のトラムや制服などが展示されています。

見どころ②：ピークタワー

ピークトラムの山頂に位置する、多彩なアトラクションが楽しめる複合施設です。ピークタワーはイギリスの建築家によってデザインされ、1972年に開業しましたが、1996年にリニューアル工事が始まり、2006年に現在のスタイルとなりました。また、ピークタワーの向かいには、トラムの車体を再利用した観光ビジターセンターがあり、観光パンフレットなどを手に入れることができます。

その中でも特筆すべきは、海抜428mに位置する「スカイテラス428」。この展望台はピークの中でも3大展望スポットの1つであり、素晴らしい景色を望むことができます。