プロウスリブ（セリブ諸島）：ジャカルタから気軽に行けるパラダイス

2023年6月30日

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ジャカルタから最も近いビーチリゾートとして人気の高いプロウスリブは、パンタラ島、プトリ島、セパ島、アニエール島など、複数の島々で構成されています。各島では、シュノーケリング、ダイビング、釣りなどのマリンスポーツが楽しめます。美しい海で楽しむことも、日々のストレスから解放されることもできるビーチリゾート。プロウスリブ（セリブ諸島）の魅力についてご紹介します。

プロウスリブ（セリブ諸島）について

インドネシアの首都ジャカルタから最も近いビーチリゾートとして人気の高いプロウスリブ。島によって移動時間は異なりますが、ジャカルタからスピードボートで約30分から2時間程度の距離に、リゾート開発された島が点在しています。ジャカルタから遠ければ遠いほど、透明度の高い海や美しいサンゴ礁が観賞できます。インドネシア人にはもちろんのこと、ジャカルタ在住の日本人にも人気のリゾート地です。

第二のモルディブを目指して

プロウスリブは、モルディブのようなリゾートを目指して開発されたエリアで、各島にはそれぞれ独自のリゾート施設があります。開発から10年以上が経過しているため、施設には多少の老朽化が見られますが、美しい透明度の高い海と美しい自然に囲まれたマリンリゾートとして、現在でも多くの旅行者に愛されています。さらに、プロウスリブ島はインドネシアの観光省によって「観光戦略地域」として設定されており、国の観光政策においても重要な役割を担っています。

プロウスリブの由来

プロウスリブは、インドネシア語で島を意味するPulauと数字の千を意味するSeribuから成り立っています。つまり、インドネシア語で「千の島」という意味を持ちます。

プロウスリブは「千の島」と呼ばれていますが、実際には約120の島々から成っています。そのうち、観光地として整備されているのは10島に満たないほどです。それでも、美しい自然や海、観光スポットがたくさんあり、プロウスリブを訪れた人々から高い評価を受けています。

アンチョール港からプロウスリブへ

プロウスリブへのアクセスは、北ジャカルタのアンチョール港から高速ボートを利用するのが一般的です。ジャカルタ市内からアンチョール港までの距離は、車で約1時間です。

アンチョール港に到着したら、スピードボートに乗り換えましょう。島によって必要な時間は異なり、30分から120分程度です。距離が遠くなるほど、海の美しさが増していきます。プロウスリブはインド洋に位置し、透き通るようなエメラルドグリーンの海は必見です。

通常、プロウスリブへの移動は各島が所有する直行ボートを利用するのが一般的です。ただし、平日やピークシーズンには、各島を順番に巡る立ち寄りボートを利用することもあります。出航スケジュールも日によって変わることもありますので、旅行会社などに事前確認をおすすめします。

プロウスリブにはどんな島があるの？

プロウスリブには、美しい海や豊かな自然が広がる島々が数多くあります。その中でも、特におすすめの6つの島を紹介しますプロウスリブでどの島がいいかお悩みの際には、ぜひ検討してみてください。

パンタラ島

ジャカルタのアンチョール港から、スピードボートで約2時間の距離にあるパンタラ島。リゾートとして開発されている島の中でも一番遠いので、海の透明度が高く美しい島です。「旧JAL島」とも呼ばれており、かつては日本の航空会社JALが所有していました。そのため、エアコン、冷蔵庫、水洗トイレ、温水シャワーが完備されており、ジャカルタ市内のホテルと同様の快適な滞在ができます。

プトリ島

ジャカルタのアンチョール港から、スピードボートで約90分の距離にあるプトリ島。島内には、ミニスライダーやミニアクアリウムなど、お子様が楽しめる施設が充実しています。また、島内で飼育されている巨大トカゲは必見です。家族での思い出作りにはぴったりの島です。

セパ島

ジャカルタのアンチョール港から、スピードボートで約90分の距離にあるセパ島。北半分はジャングルに覆われていて、南半分には宿泊施設が集まっています。リゾート全体が小規模なため、徒歩で島を1周することが可能です。プトリ島はお子様と一緒に家族で楽しめる一方、セパ島は自然豊かな環境でリラックスしながら、のんびり過ごすような大人の休日に最適です。

ペランギ島

ジャカルタのアンチョール港から、スピードボートで約90分の距離にあるペランギ島。小さい島ですが、美しい砂浜や透明度が高い海、そして水上レストランでの食事が魅力的なリゾート地です。1周するのに約20分というコンパクトなサイズでも、非日常的な雰囲気を楽しめます。特に夕日は見逃せません。

マチャン島

ジャカルタのアンチョール港から、スピードボートで約90分の距離にあるマチャン島。島全体が環境に優しく、エコロジーに配慮した宿泊施設ですので、太陽光発電や風力発電など自然エネルギーを活用してます。また、ガゼボタイプのお部屋は開放感があって、リゾート気分を満喫できます。

アニエール島

ジャカルタのアンチョール港から、スピードボートで約30分の距離にあるアニエール島。海の透明度は他の島々には劣るかもしれませんが、水上コテージのお部屋が多いため、モルディブのようなリゾート気分を手軽に味わうことができます。特にジャカルタから近いため、気軽に週末旅行に出かけるのにぴったりの島です。

プロウスリブの島で楽しめるアクティビティー

自然豊かな環境で、アクティブにマリンスポーツを楽しんだり、のんびり読書を楽しんだり、ジャカルタの喧騒を忘れる有意義な時間の過ごし方ができます。バリ島に行かなくても、プロウスリブで鮮やかな透明度の高い海を楽しむことができます。プロウスリブでは、無料・有料で楽しめるアクティビティーがそれぞれの島に用意されています。アクティビティーの一部を紹介します。

サイクリング

美しい景色を駆け抜けながら、風を感じ、身体を動かすことで、心身共にリフレッシュできます。プロウスリブの島々はどの島もコンパクトですので、運動が苦手な方も疲れることなく楽しめます。

釣り

釣りの最大の魅力は、自然との融合感を体験できることです。波の音を聞きながら、風を感じ、美しい景色を眺めるだけでも気分が軽くなります。

シュノーケリング

シュノーケリングとは、シュノーケルと呼ばれる呼吸用パイプをつけて、水面や浅い海の中を泳ぎ、美しい海を楽しむマリンスポーツです。スキューバダイビングと違い、特別なスキルやライセンスは必要ありません。だからこそ、誰でも簡単に楽しめるマリンレジャーとして、幅広い世代に人気を集めています。

ダイビング

スキューバダイビングは、海中の神秘的な世界を探検することができます。水中に潜ることで、多彩な種類のサンゴや魚たちが織り成す美しい景色や、海の生き物たちの生態系を直に感じることができます。地上では決して味わうことのできない、非日常的な感覚を体験できます。

プロウスリブを旅行先に選ぶメリット

プロウスリブは、インドネシアの魅力的な旅行先の一つです。以下に、プロウスリブ旅行のメリットを3つご紹介します。

1. ホテルの目の前に広がる美しい海

プロウスリブでは、宿泊施設が目の前に広がる美しい海に面しています。ホテルやリゾートを選ぶ際に、海の近くに立地しているかを確認するだけで、理想の滞在環境を手に入れることができます。海を望みながら過ごす贅沢なひとときは、心をリフレッシュさせること間違いありません。

2. ホテルの目の前でシュノーケリングが楽しめる

プロウスリブの特徴は、目の前の海でシュノーケリングを楽しむことができることです。透明度の高い海で、美しいサンゴ礁や色とりどりの魚たちを観察することができます。シュノーケリング初心者から上級者まで、誰もが楽しめる貴重な体験が待っています。

3. ジャカルタからの移動時間が短く、手軽に訪れられる

プロウスリブへの移動は、ジャカルタ市内からわずか3時間以内で到着することができます。港までの移動に1時間、船での移動に2時間を要します。航空機を利用する場合と比べると、所要時間が短いため、効率的にプロウスリブを訪れることができます。また、インドネシア国内での移動となるので、プロウスリブでは身分証の原本のご提示が必要ないため、飛行機での旅行に比べて手続きが簡単です。

プロウスリブに行こう

ジャカルタから手軽なアクセスが魅力的なプロウスリブ。日帰りも可能で気軽にリゾートを楽しめるので、ジャカルタ在住者のみならず、出張の際に訪れることもできます。ジャカルタから約1時間ちょっとの移動距離ですが、そこには透き通るエメラルドグリーンの海や豊かなサンゴ礁、多彩な魚たちが待っています。今まで見たことがないような絶景に出会えるかもしれません。

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