香港のドラゴンズバックで大自然を満喫！龍の背中を歩こう

香港はギラギラしたネオンの繁華街、グルメやショッピングが盛んな都市というイメージが一般的たと思います。実は、アウトドアにもおすすめの観光スポットがあることはご存知でしょうか。そのひとつが、ドラゴンズバック（Dragon’s Back）というトレッキングコースです。このコースは、アジアのベストハイキングに選ばれたこともあるほど有名です。香港の喧騒から離れて、いつもとは違う香港を見つけませんか？

ドラゴンズバックとは？

香港トレイルは、香港の都会の喧騒を離れて自然を楽しみながら歩くことができる、全行程50kmのトレッキングコースです。このコースは8つのステージに分けられており、最終ステージである第8ステージの一部が「ドラゴンズバック」として知られています。このコースはアジアのベストハイキングに選ばれたこともあるほど人気があります

龍の背中のような尾根を歩きながら、海岸沿いの美しい景色を楽しむことができます。山頂には香港島南部から海岸線にかけての素晴らしい景色が広がる絶景スポットでもあります。そして、トレイルの最終地点には、美しい大浪湾（Big Wave Bay）があります。ハイキングのフィナーレとして、水際で波を眺めるのもおすすめです。

ドラゴンズバックでトレッキング

トレッキング道入り口からは、階段を上がった後、低木に囲まれた山道を進みます。

15分ほどしばらく進んでいくと、突然、驚くべき景色が広がってきます。ここからが本格的な「ドラゴンズバック」の始まりです。尾根の先には、まるで龍の背中のように長く連なる景色が広がります。そこでは心地よい風を感じながら、美しい海岸線を見下ろしながら、歩くことができるでしょう。

ドラゴンズバックの山頂

ドラゴンズバックの龍の背中を歩いていくと、石澳山（Shek O Peak）という高さ284メートルの山にたどり着きます。山の頂上からは、香港半島の美しい海岸線を一望することができるんです。展望スポットとしても有名で、写真を撮るのにぴったりですよ。ぜひ、素晴らしい景色を楽しんでくださいね。

遠くには石澳ビーチ、そして左手にはトレッキングのゴールとなる大浪湾ビーチ（Big Wave Bay）が見え、その景色は絶景と言えます。

背後には歩いてきた龍の背中の小道があり、前方にはまだまだ続く龍の背中が広がっています。ここでしか味わえない香港の風景が目の前に広がり、その壮大な景色に感動を覚えることでしょう。

トレッキングのゴールは、大浪湾（Big Wave Bay）

石や砂が多い急勾配の道を下ると、まもなくゴールの大浪湾（Big Wave Bay）が広がります。ドラゴンズバックの最後の区間は滑りやすくなっているため、最後まで注意が必要です。

ドラゴンズバックのコースは、海を望む絶景と、大波が押し寄せる大浪湾（Big Wave Bay）で締めくくられる17ｋｍのトレッキングコースです。景色が目まぐるしく変わる中、ビーチがゴールというのは魅力的です。トレッキングで疲れた体を癒すには、ビーチ周辺のレストランやカフェで軽食を楽しむのも良いでしょう。

大浪湾（Big Wave Bay）は、入り江に何一つ遮るものがなく、一年を通じて大波が押し寄せることからその名がつきました。香港人のみならず、香港在住者にとってもサーフィンの聖地となっています。

ドラゴンズバックへの行き方

香港市内からアクセスしやすいのもドラゴンズバックのおすすめポイントです。