黄金仏像院としても知られるバンコクのチャイナタウンにあるワット・トライミットは、黄金の仏像が見所の一つとなっている寺院です。特に中国系の人々に人気があり、是非一度訪れてみてはいかがでしょうか?ワット・トライミットの行き方や入場料、見どころ、注意点などを詳しくご紹介いたします.
ワット・トライミットとは?
黄金の仏像が眠る寺院として有名なワット・トライミット(Wat Trimit)は、バンコクのチャイナタウン、ヤワラートにあります。
この仏像が祀られていた寺院ワット・プラヤーグライが、1950年に取り壊されたことから、仏像を安全に運び出す必要がありました。当初、この仏像は黄金ではなく、ごく普通の仏像と考えられていました。しかし、移動中に漆喰が剥がれ落ち、その真の姿が明らかになりました。その瞬間、驚くべきことに、この仏像が実際に純金でできていることが判明したと言われています。
調査によると、偶然発見されたこの黄金の仏像は、700年~800年前のスコータイ時代に作られたものと判明しました。当時、ビルマ軍の略奪から逃れるために、普通の大仏であるかのようにカモフラージュとして、漆喰が覆われたとされています。そのため、長い間、何の特徴もない普通の仏像として見られていました。
この仏像は、全身に16Kの本物の金を使い、高さ3メートル、重さ5.5トンという巨大なサイズであり、時価推定額は150億円にも上ると言われています。この寺院は、黄金の仏像を中心に、豪華絢爛な雰囲気が漂っています。営業時間は8:00~17:00で年中無休、入場料は40バーツです。
名称 | ワット・トライミット(黄金仏寺院) |
営業時間 | 8:00〜17:00 |
入場料金 | THB40 |
住所 | Thanon Mittaphap Thai-China, Talat Noi, Samphanthawong, Bangkok 10100 |
ワット・トライミットのアクセス
バンコクのヤワラー」エリアにあるワット・トライミットへは、地下鉄MRTのフアランポーン駅から徒歩約10分でアクセスできます。フアランポーン駅を出口1から出て、直進します。次にジャルンクルン通りに入り、川を渡ってから、二股に分かれた道路を左折します。その道を進んでいくと、右斜め前にワット・トライミットが見えてきます。
ワット・トライミットを訪れる際の注意点
タイ・バンコクには多くの寺院があり、観光客に人気のスポットとなっています。しかし、寺院は仏教徒が参拝する神聖な場所であり、参拝する際にはマナーに注意しましょう。
まずは服装についてですが、夏季の薄着でも問題ありませんが、短パンやノースリーブなど露出が多い服装は避けるべきです。参拝用のカーディガンやストールを持参することをおすすめします。また、金の仏像のある場所までは階段があるため、歩きやすい靴を履いて行くことをお勧めします。
さらに、写真撮影は周囲の人の迷惑にならないよう注意しましょう。寺院では、参拝客の前を横断することはマナー違反なので、その人が参拝を終えるのを待つようにしましょう。
バンコクの寺院は観光客に人気がありますが、その一方で、仏教徒にとっては信仰心の深い場所でもあります。そのため、参拝する際にはマナーを守り、敬意を表しましょう。
ワット・トライミットに行こう
ワット・トライミットは、タイ・バンコクの中でも有名な寺院の一つであり、黄金の仏像が特に知られています。その美しさは言うまでもありませんが、寺院自体にも素晴らしい彫刻や装飾が施されており、観光客からも大変な人気を集めています。駅からも近く、訪れるのに便利ですが、マナーを守りつつゆっくりと観光を楽しみましょう。