タイのバンコクの東に位置するチャチュンサオ県のワット・サマーン・ラッターナーラーム(Wat Saman Rattanaram)には、巨大なピンクガネーシャがあり、フォトジェニックな場所として注目されています。ピンクガネーシャは、驚くべき全長を持ち、神々しい威厳に満ちあふれていながら、優しいピンク色で可愛らしい印象を与えます。この愛らしい見た目に反して、このガネーシャ像から得られるご利益は非常に強力で、通常の3倍のスピードで願いを叶えることができると言われています。
ワット・サマーン・ラッタナーラーム
ワット・サマーン・ラッタナーラームは、タイのチャチューンサオ県に位置するお寺です。有名な巨大なピンクガネーシャ像は、高さ24m、幅16mの大きさを誇ります。2011年に建築され、一般的な参拝を目的としています。
このお寺は、祈願成就までのスピードが非常に速いことで有名です。通常の祈願よりも3倍の速さで願いを叶えてくれると言われています。インパクトあるピンクガネーシャの姿が注目され、観光客たちの間でも人気を集めるようになりました。
ガネーシャについて
ガネーシャは、ヒンドゥー教の象徴的な神様で、象の頭を持ち、片方の牙が折れていて、4本の腕を持ち、乗り物としてネズミを使います。ガネーシャのお腹の大きさは、良いことも悪いことも消化できる力を表しているとされています。
ガネーシャは、幸運や成功をもたらし、障害や災い、厄を取り除く神様として有名です。現世における利益や繁栄をもたらす富の神として信仰され、学問や芸術、技芸の神としても知られています。
また、商売繁盛や成功の神として、多くの人々から信仰を受けています。ガネーシャには、障害や災いを取り去る力があり、新たな始まりや継続に向けた祈りを捧げることで、成功に導いてくれるとされています。
さらに、医療の神としても信仰され、病気や不調からの回復を願う人々にとって、重要な存在となっています。万能の神としても信仰され、あらゆる事象に対して祈りを捧げることができます。
タイは仏教の国ですが、インド文化の影響も受けており、ガネーシャも信仰されています。
3倍速で願いを叶えるお願いの仕方
ネズミの像は、曜日ごとに色分けされています。お願いは、自分の誕生日の曜日と同じ色のネズミにします。踏み台に上がって靴を脱ぎ、ネズミの片耳に自分の願い事をささやきます。そうすることで、ネズミたちがお願いをした人の代わりにガネーシャに願い事を届けてくれます。耳のどちらに囁くかは自由ですが、囁く間はもう片方の耳を手で塞いで漏れないように注意しましょう。
曜日 | 色 |
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日曜日 | 赤色 |
月曜日 | 黄色 |
火曜日 | ピンク色 |
水曜日 | 緑色 |
木曜日 | オレンジ色 |
金曜日 | 青色 |
土曜日 | 紫色 |
14匹のネズミ
ワット・サマーン・ラッタナーラームのガネーシャ像には、周りに14匹のネズミがいます。各方位8匹ずつのネズミに加え、ガネーシャ像の手前に2匹、ガネーシャ像の後方に1匹、お線香立てに3匹のネズミがいます。ネズミはそれぞれ異なる色に塗られています。
ガネーシャ像の手前の2匹は、不思議な力を持っているとされています。なんでも普通では見えないものが見える目、聞こえないものが聞こえる耳をもったネズミと言われています。この2匹のネズミは、金運にご利益があるとされています。他のネズミとは異なり、色分けはされておらず、白い色をしたネズミです。
ネズミにお願いする理由
ネズミを介してお願い事をガネーシャに伝える習慣は、ガネーシャがネズミを乗り物にするためです。ネズミはいつもせかせかと動き回り、私たちの心の不安定さを表していると言われています。
一方、象の頭を持つガネーシャは、ネズミに乗ることで私たちの心をコントロールすることができるとされています。このように、ネズミを介して神様にお願いをすることは、私たちの心を落ち着かせ、願いを叶えるための一つの方法なのです。
ピンクガネーシャと願いを叶えよう
いかがでしたか?バンコク郊外に位置するワットサマーンラッタナーラームは、ピンクガネーシャが祀られる有名なお寺です。ピンクガネーシャにお願いをすると、願い事が驚くほど早く叶うとされています。お願いするときは自分の誕生日の曜日のネズミか、金運のネズミにすると良いでしょう。ピンクガネーシャのご利益を求めて、ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。